バターは高い脂肪とカロリーでダイエットとは程遠く見えます。しかし、バターの特有の風味が好きな方なら、ダイエットの時もバターがとても食べたくなります。それでは、ダイエットする時にバター、食べていいでしょうか？バターのカロリーとダイエット効果を調べてみるとします。:)

バターのカロリー

食品医薬品安全庁で提供する農水産物データベース[1]によると、バター1スプーン（15g）のカロリーは114.2kcalで、そのうち脂肪が12.3gと最も高い構成比率を占めます。特に、そのうち飽和脂肪酸が7.2gで、不飽和脂肪酸が2.7gで飽和脂肪酸の含有が高いです。

バター、ダイエットする時に食べてもいいでしょうか？

バターはカロリーが高いですが、適量を適切に摂取すればダイエット中に摂っても大丈夫です。実際、研究では乳脂肪の摂取が肥満や代謝疾患と関連がないことが明らかになり、バターの摂取自体が肥満に影響を与えないことが示されています。[2]

バターのダイエット効果

バターはうまく活用すれば、むしろダイエットする時に効果が出せます。特に炭水化物摂取を制限する糖質制限食をする場合、バターに役立ちます。糖質を制限し、バターのような脂肪を食べる場合、脂肪の消化がゆっくり進むため、満腹感が長く続き、食物摂取量を減らすことができます。

ダイエット中にバターの食べ方

それでは、ダイエット中にバターをどの食べるべきでしょうか？以下のポイントを参考に、ダイエット中にバターを適切に利用してみてください。

一緒に食べる料理に気にかける

ダイエット中にバターを食べると、一緒に食べる食品に気にかけないといけません。特に、バターは高脂肪の食品ですので、高炭水化物の食品を一緒に食べると、炭水化物代謝によって逆にバターの脂肪がちゃんと消化されず、蓄積される可能性があります。特に食パンのような炭水化物にバターを塗って食べると、ダイエットには役に立ちません。そのため、ダイエット中にバターを摂る時は炭水化物の量を減らした方が良いです。エビやアワビなどの高品質なタンパク質が豊富な海産物をバターで軽く焼いて食べてみるのはいかがでしょうか？

天然バターの摂取

バターは天然バターと加工バターの2つに分かれます。天然バターは100%牛乳で、脂肪分の含量が80%以上の製品です。加工バターは乳脂肪が50〜79%で、合成添加物が含まれる場合が多いです。加工バターの合成添加物は逆にダイエットの邪魔になる可能性があるため、ダイエット中には天然バターを取った方が良いです。スーパーでバターを購入する場合、成分表に「加工バター」ではなく「バター」と書かれているか必ず確認してください。

色んな脂肪を摂取

脂肪は私たちの体にエネルギーを供給し、肌や髪を健康に保ち、特定のビタミンの吸収を助けるなど、重要な役割を果たします。飽和脂肪は体内で合成が可能な脂肪ですが、不飽和脂肪酸は自然合成されないため「必須脂肪酸」と呼ばれます。ダイエット中は、バターを食べる場合、比較的に飽和脂肪の含量が高く、不飽和脂肪を少なく摂取することになります。ダイエット時は不飽和脂肪と共に摂取して色んな脂肪を取った方がいいです。

おすすめのダイエットバター

ECHIREバター

ダイエット中は天然バターを選ぶことが重要です。フランスの清浄地域である「エシレ」地域で生産されるECHIREバターは、厳格な製造工程を経て誕生した天然バターの中でも品質の高いAOP認証バターです。ECHIREバターを利用したら、食事の味が一層アップグレードできます。

イメージ出典: マーケットKurly

Isignyバター

もう一つのフランスのバターとして、ノルマンディー地方で生産されたIsignyバターがあります。ECHIREと同様に、フランス政府からAOP（原産地呼称）認定を受けたバターです。重たくなく、爽やかな風味のIsignyバターをお楽しみください。

イメージ出典: マーケットKurly

オーガニックバレーバター

ギー バターは、無塩の発酵バターを煮て水分、タンパク質、乳糖などを完全に取り除いた高純度のバターオイルです。実際ギー バターは中鎖脂肪酸が約10％で、消化吸収が速く、体内での分解も非常に速く進むため、ダイエット中に新陳代謝を引き上げます。特にギー バターには乳糖とカゼインが含まれていないため、牛乳の消化が難しい人々も楽しむことができるバターです。インドの伝統的な方法で作られたオーガニックバレーのギー バターは、殺虫剤、抗生物質、合成ホルモンの投与なしに草食の牛から採取されたミルクで製造されています。オーガニックバレーのギー バターをダイエット食に活用してみてください。

イメージ出典: マーケットKurly