バゲットダイエット、カロリーまとめ
カロリー: 86.7 kcal
炭水化物: 17.3g
糖分: 0.5g
食物繊維: 0.8g
タンパク質: 2.8g
脂肪: 0.3g
ビタミンE: 0.1mg
カリウム: 33mg
ナトリウム: 186mg
パンはダイエットには良くないと知られています。しかし、適量のパンを健康に食べたら、たまに食べるのはそう問題になりません。さっぱりして香ばしいバゲットパンは、ダイエット中に比較的気軽に食べられる代表的なパンです。その理由と、様々なバゲットの種類ごとのカロリーについて調べてみましょう。
バゲット(baguette)、ダイエットにいい理由
バゲットはフランス発祥の長い食パンで、小麦粉、水、ナトリウム、酵母などを混ぜてこね、焼いて作った製品です。バゲットはバターやミルクなどが多く入るクリームパンやクロワッサンなどの高カロリーのパンに比べて、比較的カロリーが低いです。また、小麦粉の中でタンパク質の含量が最も高い強力粉が主な原料であるため、柔らかい食感のパンに比べてタンパク質の含量も高いです。
バゲットの栄養成分
一般的なバゲットは強力粉で作られ、タンパク質の含量が高く、糖分が低いため、バランスの取れた栄養成分を備えています。バゲットは1つあたり約30gほどです。バゲットの1つあたりの栄養成分は以下の通りです。[1]
バゲットの種類とカロリー
フレンチバゲットのカロリー
フランスバゲットは伝統的に細長く、尖った形状で、両端が尖った三角形の形であり、中央が高く両側が低い形状で焼かれます。高温で短時間焼いてカリッとしながらも柔らかい食感が特徴です。
ブランドや製造方法によって差がありますが、一般的に1回の摂取量である100g(2-3欠片)のフランスバゲットは約250〜280kcal程度のカロリーを持っています。
ガーリックバゲットのカロリー
ガーリックバゲットはバター、ニンニク、乳クリームを混ぜて作ったペーストをバゲットに塗って焼いて作られたバゲットです。一般的なバゲットよりしょっぱく、豊かな香りが特徴です。
通常100gのガーリックバゲットは約280〜320kcal程度で、フランスバゲットより高い方で、バターとクリームが含まれているため、脂肪とコレステロールの含量が高いです。したがって、1〜2切れほどの少量だけ食べることをおすすめします。
ライ麦パンのカロリー
ライ麦バゲットはライ麦粉を使用して作られたバゲットです。通常、小麦粉とライ麦粉を一緒に使用することが多く、様々な栄養素が摂取でき、独特の香ばしい味が特徴です。
一般的に100gのライ麦バゲットのカロリーは約220〜250kcal程度です。栄養成分には炭水化物、タンパク質、脂質、食物繊維などが一定量含まれています。一般的なバゲットと比較して大きく差はありませんが、炭水化物の含量がより低いです。また、ライ麦が含まれているため、食物繊維の含有量がやや高い方です。
塩バゲットのカロリー
塩バゲットは基本バゲットに塩を加えて焼いたバゲットです。塩が加わえられた分、しょっぱい味が特徴で、色んな料理と一緒に添えて食べたりもします。
通常、100gの塩バゲットは約250〜280kcal程度である場合が多いですが、塩に加えてバターが追加された場合、より高くなることもあります。塩が追加された分、一般バゲットに比べてナトリウム含量が高い方です。。
クランベリーバゲットのカロリー
クランベリーバゲットはドライクランベリーを活用して作られたバゲットです。ドライフルーツに対する好き嫌いがあるかと思いますが、バゲットのさっぱりした味にクランベリーの酸味と甘みが合わさるのが特徴です。
一般的に、100gのクランベリーバゲットは約260〜290kcal程度ですが、甘みの強いドライクランベリーが含まれているため、糖分が高いです。
ダイエット、バゲットを食べながらできますか?
ダイエット中にバゲットはパンを食べたい時に選択できる選択肢の一つです。しかし、バゲットも精製された炭水化物の一種であるため、多量を食べると思った以上にカロリー摂取量が高くなる可能性があります。タンパク質が一定量含まれていることは事実ですが、どこまでも他のパンに比べて少しマシというだけであり、できれば鮭や牛乳、卵などのタンパク質食品と一緒に軽い一食として食べるのもいいです。
出典
[1] 食薬庁食品栄養情報データベース